クッションフロアー張り替え工事

改装前

古くなった洗面化粧台をとりかえます。
2ハンドル式(水とお湯を別々に捻って温度を調整)水栓も使いづらくなってきました。
鏡もキャビネットも劣化が見られ、色もくすんでしまっています。

クッションフロアーをみてみると、古くなって剥がれて固くなっています。
剥がれの原因として材料の劣化だけでなく、水の侵入も考えられます。
洗濯機用の配管(写真右上の方に見える灰色のもの)が床面より50mミリほど高く立ち上がっています。
洗濯機の排水ホースを縦にまげて排水に入れる必要があるため、少しずつ水がこぼれたのかもしれません。
配管もむき出しですし、臭いや虫が上がって来ることも考えられます。これも何とかしたいところ。
という事もあり、せっかくなのでクッションフロアーも新しく張り替える事にしました。
まずはクッションフロアーを剥がします。
心配していた下地ですが、幸い大きな痛みはなかったので、下地の補修もなく張り替えることができそうです。
剥がした後に接着剤を塗布してオープンタイムを取ります。
『オープンタイム』とは、材料を実際に接着させるまで開放しておく時間のことです。
所定の接着性能を出すために、接着剤の種類によって必要になります。
洗面化粧台は配管の移動が必要でした。
専用の配管図面を見ながら水とお湯、排水の配管していきます。
今回のように壁から水やお湯が出ている場合は、洗面化粧台の裏板や底板を一部加工して取り付けることがあります。

改装後

色はホワイトを選択、キャビネットは両開きタイプとしました。
取っ手にタオルをかけることも可能です。
鏡は1枚で両側は物を置くことができます。
電球はLED電球へ、水栓金具はシングルレバー式にしたので使いやすく、節水にもなります。省エネ性は抜群です。
シャワーにもなりますので、ボウルを洗うのも便利です。

クッションフロアーも明るくし、柄は無地にしました。
排水口はパッキン付きの形のものにして差し込むようにしました。
床面と排水口が同じ高さで納まりましたので、水の漏れや臭いが上がってくる心配も少なくなりました。


■クッションフロアー:サンゲツ
■洗面化粧台:LIXIL オフト 750タイプ
■所要時間:おおよそ4時間(棚等の移動も含みます)