浴室タイル張り替え工事

築年数も古く、浴室のタイルもくすんできました。
タイルが浮いて剥がれてしまっている箇所もあり、かなり危険な状態です。
養生テープで抑えていますが、完全に浮いてしまっています。
よく見ると、天井から2枚目のタイルから『くの字』に曲がっているのがわかると思います。
このままでは確実に落下して危険!!
予算の面からも今回はユニットバスとはせず、張り替えを提案しました。

今回は壁の補修ですので、床のタイルは張り替えません。
浴槽・水栓金具も特に痛んでいるわけではないので、そのまま使います。
住宅のモジュール(柱と柱の中心の距離)が通常の【910】でなく、【950】なので、浴室もかなり広いです。
ついでに浴槽も広くしませんか?と提案したくなります(笑)
下地自体はしっかりとしていましたので、下地まで剥がすのはやめて、タイル専用の接着剤を使って張る事にしました。
タイルが浮いている面はタイルをハツりとってサンダーがけをして下地処理、タイルが下地にしっかりと密着している面は既存のタイルの上にタイルを張ります。
さて、どんなタイルにしたかと言いますと…窓側は薄いグレー、その他はホワイトを選択しました。
サイズは100角、目地色はホワイトです。
価格もお手頃で、一般的なものにしました。

完成です。
ホワイトのタイルが照明を照り返し、浴室内が以前より明るくなりました。
サッシの面のみグレーです(ちょっとわかりにくいですが…)
下地は処理しただけなので壁に多少の不陸はありますが、これで落下の危険性はなくなりました。
一安心です。

台所のクッションフロアーが劣化して剥がれている所があったり、部分的に下地が痛んでいる所もあったのでこちらもやり替え。
下地のベニヤが弱くなっている所は、部分にカットして補強しています。
水回りの点検用に、床下点検口も設置しました。
床下収納庫にしなかったのは、床下部分が低かったので取り付け出来なかったためです。
まずは板の継ぎ目を抑えるために、パテ処理からスタート。
実際の施工箇所で仮合わせをしています。
選択したのは木目調なので、柾目の長辺が長手になるようにします。
専用の接着剤を塗って、クッションフロアーをはります。
白を基調とした木目調のクッションフロアーにしました。

■浴室壁タイル:ダントー
■クッションフロアー:サンゲツ
■所要日数:5日(タイル工事・クッションフロアー張り替え)