こだわりの家づくり

私たちは、街の小さな工務店。

封筒やカタログ、ホームページもすべて手作り。

どんなに小さくても、家づくりへの想いや技術力は、どこにも負けません。

快適な住まいの秘密、少しだけお付き合いください。

本当に【高気密】ですか?

住宅の高断熱化が進むのと同時に、高気密住宅と謳う住宅会社も増えましたが、一体何を基準にしているのでしょう?

C値はいくつですか?」と聞いてみましょう。

C値は相当隙間面積といい、住宅の気密性を表す数値で、隙間面積を延べ床面積で割って出した数値。
単位は cm2/m2 で【1m2 当たり○○cm2の隙間がある】ことを示します。

C値は特殊な装置を使って測定し、測定結果の 数値が小さい = 気密性能が高い事 になります。

そのため高気密はイメージ先行ではなく、きちんと数値化することが大事です。
一般的に1.0以下で高気密と言われていますが、『C値0.5』の住宅でも換気は70%弱ほどしか行われず、残りの30%弱は隙間風が流入している結果となっています。

日本住環境ホームページ  のグラフ 気密性能と給気口の関係を参照
 

適切な換気を行うにはC値は 0.3cm2/m2 以下を目指すべきだと考えています。

C値 0.3㎝2/m2、延べ床面積 120㎡ の場合、120m2 × 0.3cm2/m2 = 36cm2 となり、6cm×6cm の穴に該当し、換気量も80%程まで上昇します。

水野建設の平均C値は 0.13m2/cm2 。さて、どれぐらいの隙間になるでしょうか?


実際の測定風景をお施主様にも見ていただくことで、高気密住宅を体感できます。
施工中の気密測定の実施は、確実な気密施工を現場ごとに確認する事にも当然つながります。
ですが、『気密住宅の施工に慣れてきたので、気密測定はもう実施していない』という会社も耳にすることも。
気密測定をせず高気密と謳うことは 説得力に欠けるのではないでしょうか?

水野建設は、高気密住宅は全棟気密測定を実測、結果はホームページで皆様にご報告しています。


※独り言
 政府が高い断熱基準を定める時代ですが、C値には基準がありません。どういうわけか撤廃されてしまいました。
 どうしてでしょう?

湿気・結露とはさようなら

「家の造りやうは、夏をむねとすべし」とは、兼好法師が徒然草に記した一文です。

エアコンのない時代、湿気の多い日本の夏は床下や室内の通風をよくするために、大きく開放できる障子や床を地面から高く造ったりして、湿気や熱を外に逃がす高床の住まい。
日本の家は【夏向き】に設計する必要があり、冬は隙間風に耐え寒さを忍ぶ造りとなっていました。

窓や壁で間仕切った現代の生活様式は、何の対策もしないと湿気や結露を呼び込む原因となります。
冷えた空気と暖かく湿った空気が触れ合うことで結露が起こります。
氷水の入ったピッチャーに、水滴がつくのと同じことです。

家全体の約40%の熱が窓から失われるため、冷たい空気を外気に伝えない窓計画が大事です。
サッシは、樹脂サッシ ダブルLOW-Eトリプルガラス(熱伝導率0.8W/m2・K) を採用しています。
樹脂の熱伝導率はアルミの1/1000。
結露の心配はほぼなく、トリプルガラスで窓の断熱性能もばっちりです。 

建物全体を囲む【外断熱工法】

外断熱工法は魔法瓶のような構造のため保温効果が高く、冷暖房の効率が通常の住宅よりもよくなります。
熱伝導率が 0.021w/(m・k) と、高い断熱性能を有している キューワンボード を採用し。
断熱等級6の UA値 0.46w/m2K 以下の0.3クラスも実現も十分可能です。

※とはいえ、福岡では断熱等級6で十分だと思います

外断熱工法は一度暖めたり冷やしたりした空気は逃がしません。
断熱性能のおかげで冷暖房効率もよくなり、各室の温度差も小さくなりますし、「ヒートショック」の心配もなくなります。
外壁材が剥落する可能性を指摘されることもありますが、専用のビスを適正ピッチで使うため問題ありません。
冷暖房効率が高いため、一般的な間取りであればエアコンの容量は実際の畳数よりも少ないエアコンの畳数でまかなえます。
※体感モデルハウスの2月頃の朝の室温は、16~18度ほどです(就寝前にエアコンOFF時)
※エアコン容量算定は、計算の上設置してください


外断熱工法は、外壁面や床下、小屋裏も空間として利用できます。 
棚を作れば本棚に、小屋裏は有効な収納スペースとして活用できます。
床下はストックヤードとして利用してみてはいかがでしょうか。

超高気密性能のまとめ

高気密化のメリットは、下記の3点になると考えています。

1:適切な換気計画
2:熱損失の軽減
3:内部結露の防止

1:適切な換気計画
新型コロナウィルスの出現により、今までは関心が低かった換気について見直されてきました。 
気密の低い住宅は、強風時などに風圧で換気が過剰になったりします。冬は隙間風を感じる事もあるかと思いますが、これは室内の暖かい空気が外に出ようとする働きがあるため。
窓が結露する事も、換気不足による要因の一つです。
また、気密の低い家で計画換気をしようとしても、室内が負圧の時に隙間から空気が流入してきちんとした換気を行うことができません。ゆえに、気密性能が高い = 高気密住宅では、適切な換気計画を行う事が出来ます。換気は給気と排気の出入り口をはっきりとすることが大切で、そのため計画的に一定の換気を行うことができます。
高気密と計画換気は一体に考えて下さい。どちらか一方だけを行ってもあまり意味がありません。


計画的な換気をするためにも、相当隙間面積C値は 0.3 cm2/m2 以下を目標にましょう。 水野建設の平均C値は平均C値 C = 0.13 cm2/m2です。
2:熱損失の軽減
高断熱化をしていくと外気の影響を受けにくくなるため、冷暖房に使用するエネルギーは当然減ります。
高気密化をしていない住宅は、特に冬季は温度の低い外気が流入してくるために熱損失も大きくなります。
高断熱化だけを進めても、ある一定以上の効果が現れなくなっていきます。
3:内部結露の防止
高断熱化を行い高気密化を施していない家は、冬に室内の湿った空気が隙間から壁体内に侵入し、冷やされ、結露おこします。
これが、内部結露と言うものです。
グラスウールを用いた断熱工法で内部結露を起こすと、濡れたことで空気層が潰れてしまい断熱効果を失ってしまいます。
気密をすることで、隙間風をなくし内部結露を防ぐことに繋がります。